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トリビア

ろうきんと銀行の違い、メリット・デメリット

ろうきんは少ない負担で融資を受けられる、働く人の味方というイメージが強い金融機関です。本当のところはどうなのでしょうか?

ろうきんは銀行とどう違うの?

ろうきんでは銀行などの金融機関とほぼ同じサービスを行っていて、一見違いがないように見えます。

どちらもお金を預けたり引き出したり、ローンを借りたりできます。しかし両者にはいくつかの違いがあります。

銀行は銀行法により免許を受けて設置されています。

取引相手やエリアに特に制限はありません。銀行は、経済活動を円滑に進めるために社会の資金循環を活発に行うことが大きな目的となっています。

その目的のため、預金や融資、為替の業務を取り扱い、企業同士の決済の多くも銀行で行われています。

また個人の利用者にとって一番大きな違いですが、株式会社ですので利益を出して株主に利益を還元する必要があります。

一方、ろうきんは労働金庫法に基づいて設置されている組織です。

原則としては労働組合や生活協同組合およびその組合員である個人で、労金の営業所のエリア内に居住もしくは勤務している人が取引対象となります。

ただし全国各地に地域ごとのろうきんがありますので、国内のどの地域にいてもろうきんの利用はできます。

そして大事なことですが、営利が目的ではありません。

そもそもろうきんとは労働組合や生活協同組合の働く仲間がお互い助け合うために資金を出し合って作った、協同組織の金融機関です。

そのため、会員とその家族の生活がより豊かになることを目的としています。

銀行の一番の融資先は企業ですが、例えば中央ろうきんの融資先の99.39%(2013年9月末)は個人です。

つまり働く個人にとって利用しやすい金融機関であると言えます。

ろうきんのローンは銀行より低金利・高限度額

ろうきんの大きな魅力の一つが他に比べて低金利で利用できるローンです。

例えば中央ろうきんの教育ローンと大手都市銀行の三菱東京UFJ銀行の教育ローンを比べた場合、以下のようになります。

  中央ろうきん 三菱東京UFJ銀行
金利タイプ 固定金利 変動金利(半年毎変動)
年利率
(10年以内借入)
団体会員:1.7%
生協組合員:1.7%
一般勤労者:2.2%
ネット受付:3.975%
窓口受付:4.475%
保証料
(利率に上乗せ)
団体会員:0.7%
生協組合員:1.2%
一般勤労者:1.2%
なし (利率に組込み済み)
借入金額 10万円以上1,000万円以内 30万円以上500万円以内
(医歯薬系は1,000万円以内)
返済期間 15年以内 10年以内
(医歯薬系は16年以内)

表から分かる様に、保証料を上乗せしても中央ろうきんの方が三菱東京UFJ銀行のネット受付金利よりも約0.5〜1.5%低くなります。

また、融資金額や返済期間に関しても中央ろうきんの方が幅広く選択できます。

特に融資金額については、三菱東京UFJ銀行では一回に借りられる金額が1年度分を上限としています。

更に、資金使途についても中央ろうきんでは他の金融機関での教育ローンの借換えにも使うことができますが、三菱東京UFJ銀行では借換えには使用できません。

これは教育ローンに限らず、自動車ローンやフリーローンでも同様の傾向があります。他のローンも比べてみましょう。

  中央ろうきん 三菱東京UFJ銀行
自動車ローン 金利タイプ 固定金利型 変動金利タイプ
(半年毎変動)
年利率 団体会員:2.2%
生協組合員:2.2%
一般勤労者:2.7%
ネット受付:3.975%
窓口受付:6.475%
借入金額 10〜1,000万円 50〜500万円
フリーローン 年利率 変動金利:5.125%
固定金利:6.3%
変動金利のみ
ネット受付:5.475%
窓口受付:7.975%
借入金額 10〜500万円 50〜300万円
自動車ローン・
フリーローン共通
保証料
(金利に上乗せ)
団体会員:0.7%
生協組合員:1.2%
一般勤労者:1.2%
なし (利率に組込み済み)
返済期間 10年 10年

自動車ローンの場合でも資金使途の範囲に少し違いがあります。

三菱東京UFJ銀行ではローンの目的が車・バイクの取得に関する費用と決められています。

一方、中央ろうきんでは車・バイクの取得だけでなく、免許取得費用にも、マリンスポーツや自転車にも使用できますし、他の金融機関等からの自動車ローンの借換え費用にも使用できます。

金利以外に手数料も見ておきたいポイントです。

実際にローンを利用すると月々の返済が生じますが、少しでも早く返して利息を含めたトータルの支払額を減らしたい時に繰り上げ返済を行うことができます。

繰り上げ返済時に中央ろうきんでは手数料が無料ですが、三菱東京UFJ銀行ではネットを利用した返済の場合のみ無料で、窓口を利用した場合は5,250円が手数料としてかかります。

また、両者とも申込に際して安定した年収が一定以上あることが条件となります。

中央ろうきんが前年度税込年収が150万円以上必要であるのに対し、三菱東京UFJ銀行では前年度税込年収が200万円以上必要となります。

中央ろうきんの方が、収入が安定していればより低所得でも借りられるので、個人にとって利用しやすいローンと言えます。

ろうきんのローンは審査が厳しい

低金利でのローンが利用できることが魅力のろうきんですが、注意したい点もあります。低金利である分、審査は厳しく行われます。

中央ろうきんでも三菱東京UFJ銀行でも年齢・年収・勤務先はもちろん、勤続年数も同一勤務先にて1年以上勤務しているかどうかのチェックがあります。

中央ろうきんでは、自営業の場合は3年以上同一の事業を行っている必要があります。

また、現在・過去のキャッシングでの返済状況など返済能力の有無が慎重に調べられます。

審査の厳しさの一つとして、必要書類が多いことも挙げられます。

教育ローンの場合では、中央ろうきんでも三菱東京UFJ銀行でも本人確認書類・収入を確認できる書類(源泉徴収票など)は必要ですが、中央ろうきんでは勤続年数を確認できる書類が必要となります。

また両者とも資金の使途を確認できる書類が必要となり、三菱東京UFJ銀行では納付書以外にもパンフレット等でも受付可能です。

しかし中央ろうきんでは入学・在学証明書や合格通知書、学生証等が必要です。

また、借り入れ可能な金額にも制限があります。

中央ろうきんの場合では、他の借入金の返済も含めて税込年収に占める年間返済額の30%以下であることを満たす必要があります。

ですから例えば住宅ローンの返済中であるような場合は、融資を受けられる金額に制限がかかりやすくなります。

ローンを利用するために口座を開設する必要がありますが、口座の使い勝手の良さという点でも銀行の方が利便性が高く、使いやすい場合が多くあります。

例えば中央ろうきんのキャッシュカードで全国のろうきんのATMでは振込はできますが、その他の金融機関やコンビニ等のATMでは振込はできません。

また支店数も三菱東京UFJ銀行が351店舗(有人店舗、関東1都6県と山梨県内)に対し、中央ろうきんが150店舗(バーチャル店舗2店を含む)です。

ローンの手続きの為に支店に足を運ぶことを考えると支店が多い方が便利と感じられます。

団体会員でないとメリットが少ない

いろいろと良い条件の多いろうきんですが、有利な条件で利用するためには団体会員である必要があります。

非会員でも融資等受けられますが、その場合は特別に低金利と言うわけでもなく他の優遇措置も非常に少なくなります。

もし勤務先に労働組合があり、かつろうきんと取引しているのでしたら労働組合に入ることで団体会員になることができます。

しかしもし労働組合がなかったとしても諦める必要はありません。

出資金を出して個人会員として加入することもできますし、各地の「ろうきん友の会」に加入することもできます。

ただし会員の種類によって融資の条件が変わってきますので、居住地または勤務地の近くのろうきんに直接問い合わせて確認することが必要です。